「斉年寺」  (17)
 萬松斉年寺は、曹洞宗の寺院で、大野城主佐治家の菩提寺として知られています。当寺は、初め、享禄年間(1518―31)宮山の大野城の城内に建立されましたが、天正15年(1587)大野城とともに亡び、ついで、天正16年現在地に再建されました。寺宝に、国宝の「達磨大師二祖慧可断臂図」、市指定文化財の青磁香炉、木造釈迦如来坐像があります。
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