[基本編]1 ○「デジカメを使う理由」 〜あんな使い方、こんな使い方〜   デジカメの長所短所、手軽さが命、電送の便利さ、   画像メモ、百聞は一見にしかず、ホームDPE、、、 「デジタルカメラを使いこなそう! Part1」 フラットベッドスキャナーを使いこなそうのシリーズに続いて、 デジタルカメラを使いこなそうの連載開始です。 いよいよメガピクセルが当り前の時代がやってきて、 画質も使用目的によっては十分実用的になってきています。 こんな時代を要領良く楽しむために、デジカメ使いこなしの Tipsや基礎知識などを身につけておきましょう。 ただし、デジカメの操作説明や、機能比較など 他でよくやっているつまらないものは取り上げません。 ここらへんのことは、マニュアルや解説本をよんで下さいね。 初回は、デジカメというものはどんなもんなのかを見直してみます。 デジカメはピクセルという同じ大きさの四角形(1999年現在)の 画素の集まりで画像を構成しているので、 限界を越えて拡大するとギザギザになってしまう。 縮小する場合も、解像度変換時にシャープネスが若干損なわれてしまう。 ということは、最終的に仕上げるサイズを考慮して解像度をあらかじめ 決めておく必要があるわけだ。 ここのところが銀塩と決定的に違っている。 銀塩は、ランダムな大きさ、形状、位置に色素の粒子が重なり集まって 画像を形成しているので、拡大しても粒子こそ荒れてはくるが、 デジタルの規則正しいピクセルの並び方ほど違和感は感じない。 やはり、解像度はとても重要な要素ってことですね。 次に注意しなければいけないことが、ダイナミックレンジです。 CCDの感度って結構シビアなんです。 銀塩と比べて非常にラチチュードがせまいんですね。 特性曲線の肩と足の部分が無く、いきなり飽和してしまうんです。 これをなんとかする方法はそのうち解説できると思いますが、 まずは表現したい内容に合った適正な露光をかけることです。 ても残念なことに、露光を補正できるコンパクトデジカメは 非常に少ないということ。 それぞれのデジカメの特徴をつかんでうまくカメラをだましながら 使っていくことになると思います。 でも悪いことばかりではありません。 写したものがすくに確認できたり、バシバシ写して要らないものは 消して撮り直せることはとっても便利ですね。 最終的にプリントしないWebなどのコンテンツ制作などには スキャニングの手間も省けて大変重宝します。 時間と手間がかからないということです。 手軽に写せて日常の記録や練習にはうってつけなんですね。 保存しなければ消耗品コストは電気代くらいなものなんだら。 ということで、 このコーナーでしばらくの間デジカメを使った入力の知恵を やっていきたいと思います。 もちろん、撮影のコツを中心に展開していきますので、 いままでの特集で取り上げてきたようなこととは別に 3対4比率のデジカメの画面上の構図とか、撮影に関するちょっとした コツのようなもの、デジカメ特有の偽色など、注意すべき点についても やっていきたいと思います。 これからもお楽しみに。 「デジタルカメラを使いこなそう! Part2」 手軽さが命 デジカメのいいところは、まず即時性にありますね。 写してモニターで確認するだけなら、コストもかからないので 何でもかんでも写しまくってみよう。 最近のデジカメは小型化が進んでいるので、常に持ち歩いても それほど苦になるものでもないと思います。 手軽さが命なんだなぁ。 携帯電話と同じ感覚で、ポケツトに入れておいてもいいし、 身につけると言う意味で、フジのファインピクス1500みたいな デザイン的に優れているものなら、首から下げていても面白いと思う。 意外と流行ったりしてね。 その場でモニターで確認できるのもデジカメならでは。 友達どうしで、「誰がいちばん変な顔ができるかコンテスト」なんて やってみるのも、ひとつの"いやし"ゲームになることでしょう。 そんなデータをプリクラみたいに、 デジカメに貯め込んで持ち歩いたり、 何人かで、各自自分のデジカメに入っている自慢の変な顔を 出し合って、一番変な顔グランプリを開催するなど ばかげてるかなぁ。 ・・・みんなでやろうよ。^_^; 「デジタルカメラを使いこなそう! Part3」 今回は、電送の便利さについて取り上げてみます。 たとえば、パーティーなどで撮影したスナップ写真。 通常ならそのままフィルムを持ち帰って翌日に現像に出し、 今度会うときまでに焼き増しをしてみんなに配るといった具合ですね。 まあ、また会う機会を持てていいこともありますが、 デジカメなら電子メールに添付して手軽に送ることも可能です。 ノートパソコンがあれば、その場でFD等に落して配れます。 ホームページを持っているなら、そこへアップしておけば いつだって見ることができるというのがいいですね。 このように、デジカメとデータ転送は切っても切れないほどの 大きな特徴のひとつです。 専門的な知識の必要なスキャニングを必要とせずに 画像を手軽にデジタルデータで扱えるということは、 初心者にとってもうれしい事だと思います。 デジタルデータの画像は、電送によって何枚でも複製でき、 必要な人が必要なだけプリント可能です。 それも、カラーコピーとは違って画質を維持したまま。 デジカメ・パソコン・インターネットや電子メール。 この組み合わせで今までの常識が大きく変わってしまいました。 新聞社のカメラを見てみると、 デジカメの比率がかなりのものになっています。 フィルムレスの効果もありますが、遠くで起こっている画像を 電送できるという何物にも変えがたい特徴があったからこそ ここまで普及してきたんでしょうね。 「デジタルカメラを使いこなそう! Part4」 今回は、デジカメならでわの画像メモについて取り上げてみます。 テジカメの特徴の一つである内臓モニター。 これを利用しない手はない。 メモがわりにバシバシ撮って、用がすんだら消しちゃおう。 例えば買い物メモ。 メモを写して持ち歩くんじゃあないんですよ。 買おうかどうか迷ったものは、パチリと写しておいて 後でじっくり見て考えればいい。 値段も一緒に写しておけば、他店と比較するのにも好都合だね。 そしてぼくがよく使うデザインメモ。 気になる広告や看板を見つけると、デジカメでパチリ。 構図やレイアウトの勉強にもってこいだ。 運転中の窓越しの景色やおもしろい造形も画像メモしておく。 外食の時に、気のきいた食器にピンときたら、 思い思いにテーブルの上を配置してこれもパチリとしておく。 さらには、街を歩いている人のファッションやポーズ、表情までも 画像メモしてしまう。・・・のは、職業病? 気を取り直して、 時刻表などの一時的なメモにも便利。 行きに電車を降りたときに写しておけば、 帰りの電車をどれにするか、時刻表がモニターで確認できて 電車待ちのむだな時間が省ける。 あと、ほんとはいけないことだけど、本屋で立ち読みパチリも便利。 買うまでもないけど、おぼえておきたいページってあるよね。 ストロボをオフにして、こっそりと画像メモ。 フィルム代がかからないし、 モニターが付いていて、すぐ見られるということで、 カメラとしての新しい使い方は、いくらでもあるもんだ。 「デジタルカメラを使いこなそう! Part5」 ホームDPE こんな話を写真屋がするのは、自分の首を絞めているようだけど、 ホームDPEは思ったよりいいみたい。 いろんな意味で挑戦して欲しいシステムなんですねぇ。 フィルムで写すと、あとは写真屋任せでラクなんだけど どんなに急いでも1本撮り終わった後で現像に出して また出直して出来上がりを取に行くという工程になるので、 どうしても撮ったときの思いが薄れてしまう。 モニター付きのデジカメで、撮ったその場で確認できるという 特徴は、ぜひ活用して欲しいものです。 では、ホームDPEのいいところを挙げてみます。 ○ 撮ったその場で画像が確認できる ○ フィルム代、現像代を気にせずにバシバシ撮れる ○ 要らないものは消去してすぐに取り直しができる ○ デジタルならではの加工ができる ○ 自分で好きなようにプリントできる ○ 欲しい時に自分で焼増しができる ○ ちょこっといじった写真を見せてみんなに自慢できる では、ホームDPEの悪いところは ○ 時間を割いて自分でプリントする手間がかかる ○ それなりの器材をそろえる必要がある ○ 家庭用のプリンターは画質がそれなり ○ 光沢紙やフォトペーパーなどは、かえって高くつく ○ 枚数が多いと作業時間がばかにならない ○ ある程度の知識と技術が必要になる ○ 補正が上書きされて元データが無くなってしまう危険性がある ○ 出来が悪くても、だれにも文句が言えない ○ 変色してしまう まだまだありますが、どちらも一長一短がありますので、 どちらも併用するのがかしこいかもしれませんね。 また、ホームDPEへの途上システムとして、 デジカメで撮った写真データを銀塩プリントするものや、 逆にフィルムからCDに書き込みするサービスもありますので 利用してみるとおもしろいと思います。 ちょっと話がそれちゃうけど、 「Princam」って〜のが出ましたね。(1999.11月現在) デジタルカメラとポラロイド写真がくっついたやつ。 プリンター搭載のデジカメで、 インスタントカメラだと思うと、えらく高いので ちょっときついところもあるけど、230万画素のデジカメとして データが残せるのがウリなんだろうね。 べつに欲しい訳じゃないけど、 ちょっと気になる動きが出てきたもんだ。