[基本編]5 ○「デジタル写真用語集」 〜チンプンカンプンを克服〜   デジタルカメラのカタログ編、写真用語編、   画像処理編、その他の用語編 「デジタルカメラを使いこなそう! Part19」 デジタル写真用語集 〜チンプンカンプンを克服〜 「デジタルカメラのカタログ編・前編」 お待たせしました、ようやく基礎の最終ステージ、 デジセミ流、カタログの読み方です。 まずは前編ということで、ハード的な主なスペックについての 一般的な見方からはいっていきましょう。 「撮像素子」 主に画素数と素子名や寸法が記載されています。 CCDなのかCMOSなのか、その素子はどれくらいの大きさなのか。 画素数は多いに越したことはありませんが、使用目的に合わせて 妥協していけばいいと思います。寸法は大きいほど有利です。 ワンショットタイプの場合は、フィルターが入りますので、 実際の性能は、1/4くらいだと思っておいた方がいいですね。 「記録方式・記録媒体」 JPEGとかTIFFとかのファイル形式を示します。 記録媒体は、スマートメディアとかCFカードなど、何を使うのか。 耐久性の面から、できればCFカードを薦めたい所です。 「記録画素数」 実際に取り出せる画素数です。 補間により水増ししてあることもありますので注意してください。 「ホワイトバランス」 オートはあまりあてになりませんので、プリセット機能や ワンタッチ機能、マニュアルの充実しているものがいいです。 「レンズ」 これは重要です。撮像素子が小さいほどレンズの解像力を必要とします。 でも、ラ○カとかツァ○スなどというブランドには躍らされないように・・・ 実写テストできっちり評価したい所です。 そして焦点が短いので、明るいレンズの方がボケなどの操作がしやすいです。 「測光方式」 中央部重点測光が一般的ですが、スポット測光があれば いろいろな場面で取り回しがしやすくなりますし、表現の幅も出てきます。 「絞り」 開放と最小絞りの幅に注目します。ほんと、狭いものが多い。 そして、ズームでワイド側とテレ側で違うものが多いので、 ズーミングした時に設定した絞りが変わってしまうようなものは オハナシニナリマセン。 「シャッター」 最高速に注意してください。結構低いものです。 「露出制御」 プログラムAEのほかに、シャッター優先、絞り優先、マニュアルが ありますが、このマニュアルの何段階の設定が出来るかに注目します。 最低でも1段ずつ指定できないと、マニュアルの意味がありません。 「内蔵フラッシュ」 ガイドナンバーが光量を示します。 感度がISO100の場合、ガイドナンバー=絞り*距離*(100/感度)ですので、 ガイドナンバー10でレンズの絞りがF4だとすると、 2.5Mまでしかストロボが届かない計算になります。 感度が100以外の場合は、 ガイドナンバー=(ISO100のGN)*(ルート 感度/100)になります。 「インターフェース(外部コネクタ)」 通常は、USB、シリアル、ビデオ出力などがあります。 そして注目点は、シンクロ接点、リモートケーブル、ホットシューなどが あるかどうかで、その他に、PC側でシャッター操作が出来たり 細かな設定が出来るものもあります。 まだまだありますが、ハード面はこのくらいにしておきます。 「デジタルカメラを使いこなそう! Part20」 デジタル写真用語集 〜チンプンカンプンを克服〜 「デジタルカメラのカタログ編・後編」 基礎の最終ステージ、デジセミ流、カタログの読み方後編です。 後編では、 カタログには記載されていないものをカタログから読み取っていきます。 数字に表れない大切な部分をどう読めばいいかは、 思っているより簡単ですので、一度そこの部分にも注意して カタログを見直してみましょう。 まずは、全体の出来具合で、メーカーの力の入れ加減を見ます。 A4半ぺらのカタログは、片手間商品や開発コストのかかっていないもの、 まだ不完全なものによくありがちです。 メーカー自信作のデジタルカメラのカタログは、 ページ数も多く、商品の特長も写真やイラストを盛り込んで しっかりとわかりやすく技術解説されています。 特にリキの入ったものは、表面加工にまで工夫が凝らしてあったりしてね。 そして写真やイラストで解説してある部分がウリなので、 よくそこのところを見てあげましょう。 ボディーフレームの切り抜き写真や透視イメージ図が載っている物も ありますので、その辺も自慢したいんでしょう。 大抵このようなハード自慢のデジタルカメラは、高価ですが それなりのものがありますので、画質が必要な方にはこのクラスでしょうね。 レンズの描写力やフレーム剛性など、 直接画質に影響してくるにもかかわらず、数字で比較できない項目なので 仕様にはなかなか載ってこないものです。 実際に商品のデジタルカメラで撮影された画像が カタログに載っていることもありますので、ここも観察します。 全面に線のようなノイズが出ていないかどうか、 暗部のノイズとつぶし加減、ヘアラインの滑らかさや偽色の出具合など。 このサンプル画像よりもきれいになることは、まずありません。 ここに使用されている画像は、デジタルカメラの癖を知り尽くしたプロの カメラマンが、長所を生かして短所が目立たない最適な被写体を選び、 あらゆる手を使ってレタッチをかけたものです。 ポートレートならまだ信用できますが、静物のサンプルは要注意です。 よく使う手は、適性露光とは別に明部と暗部も そこにあわせて露光をかけて、階調圧縮して合成します。 適性露光では飛んでしまったり暗部のノイズが出ているものも、 この合成によってクリアーになってしまいます。 解像度不足で荒れてしまっている部分も、この部分だけをアップで撮影して 合成すれば、なめらかに表現できてしまいます。 それでも撮影データとしての使用カメラに偽りは無く、 ちゃんと商品のデジタルカメラで撮影したに違いありません。 他の注目点は、小さな※印にある注釈です。 とっても重要なことが書かれていますので。 なになにするにはオプションのなになにが必要ですとか、 理論上のとか、実際はなになにの制約を受けますとか・・・ 「デジタルカメラを使いこなそう! Part21」 デジタル写真用語集 〜チンプンカンプンを克服〜 「写真用語編」 こっちの方を先にやっときゃよかったかな・・・ デジタルのくくりではなく、写真から見た用語です。 「感度」 ISOで表されて、数字が大きいほうが感度が高い。 フィルムなら粒状性、CCDならノイズに影響が出てくる。 この感度の操作で大まかなベースになる明るさを操作する。 「明暗比」 文字どうり明るいところと暗いところの差。 写真撮影ではとても重要な要素で、レフ版や環境をうまく使って 見た感じに近づけていく。 フィルムやCCDは、目ほどラチチュード(ダイナミックレンジ)が広くない。 「コントラスト」 濃度のめりはり、色のメリハリのこと。 明暗比とおおきくかかわりがある。 「焦点距離」 簡単に言っちゃえば、望遠の度合い。 主に遠近感のために使い分け、視野角(撮影範囲)を操作する。 ここでは数式なんか無意味だからね。 数字が大きくなるほど望遠になることはよく知られているけど、 結像面の大きさによって標準が変わってくるんだよ。 そして、絞り値と併せて背景のボケ具合にもおおきく影響が出てくる。 背景の省略は、望遠を使ってぼかしてしまうか、 広角を使って小さくして存在感を無くしてしまうのかで決める。 「絞り」 被写界深度(ピントの合う範囲)を調整するもの。 ポイントより前後をぼかしたければ絞りを開ければいい。 開ければ当然明るくなってしまうという弊害がおこる。 「シャッター速度」 このスピードで時の流れの一瞬を切り取ることになる。 早くすればより短い一瞬を写すことが出来るけど、不自然になることが多い。 遅すぎると手ぶれによるシャープさを欠くことになる。 実際のところ、明るさ調節的な脇役になることが多い。 「被写界深度」 ピントを合わせた部分の前後にある、ピントが合って見える範囲。 焦点距離、絞り値、フィルム上の最小錯乱円の大きさで変わってくる。 「四要素」 写真の画像としての組み立て要素。 以下の四つの要素からなる。 「動機」 撮影者側の個性。ものの考え方、ものの見方。 シャッターを押すまでにいたったきっかけ。 「光」 直感が活かされる項目。 ライティングを読み、影をコントロールする大切な個性。 「調子」 イメージであったり、調和であったりする。 感情に左右され、作り上げるもの。 トレーニングによ向上する。 「構図」 画像の文法のようなもので、思考につながる。 勉強のしがいがあり、身につけるほど写真作りがうまくなる。 「アングル」 カメラを向ける角度。 ハイアングル、ローアングルなどと言い、作画上の要素としては 見上げたり見下ろしたりの印象が変わってくる。 「光質」 なんだか分かりにくいかも知れんけど、光の硬さ。 主に光原の面積や距離、ディフューズの具合と関係してくる。 夏と冬、朝と夕方の空気感を連想してみてください。 また、晴天時とうす曇りの時の影の出方もちがうでしょ。 「トリミング」 写真を写す範囲。写すときにあまかったトリミングの写真を 構図良く切り抜くのもトリミングって言う。(笑) 後何があるかなぁ・・・ 用語で困ったらメールしてくださいね。 「デジタルカメラを使いこなそう! Part22」 デジタル写真用語集 〜チンプンカンプンを克服〜 「画像処理編」 さぁてと、画像処理編です。 おなじみの用語が出てくるでしょうか・・・ 「カラーモード」 各ピクセルのカラー情報でカラーモデルに基づいて どんな色の表現方法を採用しているかを示している。 (Lab)を基準として、(RGB)や(CMYK)がある。 そのほかには、(インデックスカラー)、(グレースケール)もある。 「ビット深度」 ひとつのピクセルの情報量を示し、1ビットなら2色、 8ビットなら256色、24ビットなら1677万色にる。 「明度」 CIE LabカラーモデルのLabカラーの縦軸(L軸)を表す。 平たく言ってしまえば、濃さなんだけど、奥は深い。 「彩度」 CIE Labカラーモデルの縦軸からの距離で、 要するに、色の鮮やかさだと思ってください。 「色相」 CIE Labカラーモデルの外周の角度っていうのかなぁ・・・ 説明しにくいけど、色の方向のこと。 「レイヤー」 透明なフィルム上に画像がのっいる状態のもので、 そのほかにも、テキストレイヤー、調整レイヤーなどがあり、 透明度を調節したり、描画モードを駆使して作画をするもの。 「アルファーチャンネル」 選択範囲を保存すると作成されるチャンネルのこと。 フォトショップが2.5のころにはこれを主に活用していたけど、 レイヤーができた3.0以降では脇役になった。 メモリー消費が少なく、活用すれば意外と使える機能。 「パス」 ペンツールで描く曲線で、正確な選択範囲を作成するのに用いる。 また、切抜きのデータとしてクリッピングパスにも用いる。 なんかこの画像処理についてはきりがないね。やんなっちゃった。 今後その都度やっていこうかな。