6[撮影編]1 ○「撮影術の初歩の初歩」 〜まず注意したいこと〜   手ブレが大敵、とことんシャッターを切ろう、フレーミングにご注意、   内蔵モニターの利用法、画角と焦点距離、シャッターと絞りの関係、   タイムラグを憶えよう、、、 「デジタルカメラを使いこなそう! Part23」 「撮影術の初歩の初歩」 〜まず注意したいこと〜 「手ブレが大敵」 さぁーて、今月から撮影の実践編だよ。 デジタルカメラで気をつけたいことは、まず手ぶれです。 カメラを意識してしっかりホールドしましょう。 えっ、なんでデジカメが手ぶれしやすいかって・・・ だってほとんどの機種が持ちにくいでしょう。 その上、小さくて軽ければ手ぶれするに決まっている。 また、ノイズ軽減の面からも、感度を最低にセットすることを薦めたいし 最近のデジカメは望遠も大きくなっているしね。 ちなみに望遠側へ持って行くと、絞りも暗くなることが多いので シャッタースピードも遅くなる。 あ〜ぁ、やっぱり手ぶれに気をつけなくちゃ。 手ぶれしにくい撮影方法は、モニターを使わずに、 光学式ファインダーの方を使うこと。 そしてカメラを額にくっつけてファインダーを覗けば しっかり頭に固定できるよ。 首の据わっていない赤ちゃんじゃなきゃ、うまくいくはずだよ。 「デジタルカメラを使いこなそう! Part24」 「撮影術の初歩の初歩」 〜まず注意したいこと〜 「とことんシャッターを切ろう」 あら、このシリーズも、もうNO.24かぁ、 じゃぁってわけでもないんだけど、 デジカメなんだからさぁ、どんどんシャッター切ろうよ。 その場で画像が確認できるって、すごいことなんだよ。 すなわち、その場で上達するってこと。 ちゃんと取りたかった事柄が画像に反映されているかどうか すぐに結果がわかって、反復練習できるし反省もできる。 全部保存する必要なんてないし、いろいろな撮影方法がテストできるね。 ダメっていうものなんて無いんだよ。 銀塩だと失敗したらえらいこったけど、デジタルの強みでもある即時性を 利用してどんどん失敗しよう。その場だけのチャレンジってことだよ。 撮影を切り上げるまでには、ちゃんと表現できるはず。 このへんのツボにはまった人は病み付きになると思うよ。 「デジタルカメラを使いこなそう! Part25」 「撮影術の初歩の初歩」 〜まず注意したいこと〜 「フレーミングにご注意」 フレーミングとは、写す範囲のこと。 カメラを構えてファインダー(マックの画面じゃないよ)を覗いて 近寄ったり離れたり、位置を少しずらしたりカメラを傾けたりするんだよ。 デジカメの場合は、ファインダーがあまり正確じゃないので モニターを見ながら決めることもあります。 多くのデジカメが採用しているレンジファインダーは、 撮影用レンズとファインダーの光軸が平行になっているため 無限遠の時にいちばんイメージが一致するような構造です。 とは言っても、実際には覗き方にも左右されるし 視野率も実際よりも狭くできていて、 ファインダーで見たときよりも実際には広い範囲が写るようになっています。 また、被写体に近づくとレンズとのずれ(パララックス)によって 画面のどちらか(覗き窓のついている方向)が欠けてきます。 まあこのことはカメラの特性として気にしておいてください。 で、構図の話もしたかったのですが、別の機会ということで。 ・・・と言うのもあんまりなので、ほんのコツだけ。 被写体の主役は、何らかの動きなり変化していなければいけません。 主役が芸をして脇役が引き立てるのは、 どんな世界でもあることですよね。 おっと、構図の話でしたね。 だから主役が中心に居座るよりも少しずれていてもいいと思います。 できれば、七対三ぐらいの位置にしましょうか。 そしてその主役に視線を導く流れをつくります。 このような作業なんですよ。 「デジタルカメラを使いこなそう! Part26」 「撮影術の初歩の初歩」 〜まず注意したいこと〜 「内蔵モニターの利用法」 で、いきなりだけど 実際に内蔵モニターを効果的に利用していますか。 撮影前の確認として、 セットした色温度設定は思ったように見えていますか。 撮影前にフレーミングをしっかりと決めていますか。 構図もしっかり見ていますか。 希望のコントラストかどうか見えていますか。 撮影したときに、 2秒くらいのプレビューでどう写ったか見てますか。 目線や目つぶりしてませんでしたか。 一連の撮影中や後には、(その場を立ち去る前に) 画像を確認して不満点をひとつづつつぶしながら再撮影しましょう。 もうちょっとこうしたいとか、ありませんか。 不要なカットはその場で消しましょう。 残りのカットで満足していますか。 撮影前の確認事項はちゃんと反映されていますか。 いい写真は撮れましたか。 「デジタルカメラを使いこなそう! Part27」 「撮影術の初歩の初歩」 〜まず注意したいこと〜 「画角と焦点距離」 理論や数値的な難しいことは置いといて、 簡単に言えば、大きさみたいなものです。(かなりヤミクモですが) ズームレンズを使うと良くわかります。 結像面のサイズが一定ならば、ズームアップすると画像は大きくなり、 逆に引けば画像に写っているものは小さくなります。 これはすなわち、カメラからの画角を変えているということです。 でもこの考え方でズームは使わないで欲しい。 単純に大きく写すことが目的ならば、近くに寄ればいい。 小さくするには遠く離れなさい。 カメラを持った自分が動けるならば、いい位置に移動しましょう。 ぼく流に言うなら、 被写体に適した画角を選択してからカメラを構えて 足でフレーミングする。 画角はデフォルメの度合いを決めるもので、 近寄る代わりであってはいけない。 画角を広くとれば、近景はおおきくなり遠景は小さくなる。 前後のバランスを画角が決めるのかな。 「デジタルカメラを使いこなそう! Part28」 「撮影術の初歩の初歩」 〜まず注意したいこと〜 「シャッターと絞りの関係」 シャッターと絞りは撮影するものによってどちらを基準にするか決めます。 今まで撮影してきた中では、ほとんどの場合が絞りを基準にしています。 絞りとは、構造的にはレンズを通過する光量を調節する機構ですが、 撮影する時の絞りの主たる役割は、被写界深度の調整です。 平たく言うと、ピントの合う範囲を絞りによって決めることです。 この被写界深度は、絞りの他にレンズの焦点距離にも大きく左右されます。 望遠のレンズは、同じ絞り値でもピントの合う範囲は狭くなり、 広角レンズほど被写界深度は深くなります。 また、使用するフィルムのサイズでも被写界深度は変わってきます。 この被写界深度の決定が撮影術の最も効果的なもののひとつでもあるので 絞りの決定はとても重要な要素になります。 ピントの合う範囲を狭くするということは、背景等の脇役的存在を どの程度省略するかと言うことです。 主役となる被写体にピントを合わせて、 それ以外のものは「ぼかす」ことによって力を弱めて省略します。 当然、絞りを開ければ適正露出を維持するためにシャッターを早くする ことになります。 以上のようなことをふまえて、初心者向けに そこそこの失敗しない写真を撮るための基準を書きますね。 絞りでの失敗はボケでシャッタースピードではブレです。 ひとつはピントで、絞りを開けるとボケやすくなります。 最近の小型カメラはほとんどオートフォーカスになっているので、 そのフォーカス部分をしっかりと検知しやすい部分でロックして フレーミングしなおしてシャッターを押すことです。 そして、 手ブレを起こさないためのシャッター速度の基準は、35mmカメラの場合 「1/焦点距離」以上のスピードを使います。 50mmのレンズを使っているときは、1/60以上の速さで、 200mmのレンズを使っているときは、1/250以上の速さを使って しっかりとカメラをホールドして撮影します。 まあこれは、ほんの初心者向けですけど・・・ 「デジタルカメラを使いこなそう! Part29」 「撮影術の初歩の初歩」 〜まず注意したいこと〜 「タイムラグを憶えよう」 カメラには、必ずタイムラグというものがあります。 タイムラグとは、シャッターボタンを押さえてから露光されるまでの (シャッターが切れるまでの)時間的な遅れを言います。 そして、カメラの中でもデジタルカメラにこのタイムラグの大きなものが 多いことは事実です。 多くのコンパクトデジタルカメラはシャッターを押しても すぐにはシャッターが切れないと言うことが あたりまえのようにあるんです。 新しい機種は、よほどよくなってきてはいますが・・・ まぁ、文句を言ったところでタイムラグがちぢまるわけでもないので どれくらい遅れるのかを体で憶えるしかありません。 でもできるだけタイムラグの短いカメラを買って 気持ちよく使いたいものですね。 デジカメ売り場の店頭で、いろいろなカメラのシャッターを切ってみて このタイムラグの短い機種を選んでみることをお勧めします。 画質やスペックが全てではありませんよ。