第四章 デジタルカメラの
補正値の作成1

概要

 撮影には、表面がマット面のカラーインプットターゲットを使用すると写り込みの影響をある程度回避できます。

 ライティングしている光の色をはじめ、デジタルカメラ固有の発色や色の傾向を知るために、このカラーインプットターゲットを撮影して、添付のCDに納められているデータと比較し、ライティング状況の色特性を把握したり、カメラの最適な設定値を選んだり、それぞれの撮影環境に応じた補正値の作成に役立ちます。
 正確な色再現を必要とする場合は、本番撮影と同じ状況でこのカラーインプットターゲットをひとコマ目に写し込むことによって、出力時の参考にすることができます。


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