119F フォトショップ・ルーム
「トリミングツールのやってはいけない操作」 レベル補正に続いてトーンカーブの基本操作へ行きたかったのですが、 その前に問題の多いトリミング時の回転についてやっておきましょう。 フォトショップには、仕上がりサイズの寸法を指定して自由な位置に トリミングできる、トリミングツールと言うものがあるのはご存知ですね。 ただ、このトリミングツールには問題があります。 トリミングツールのオプションには、縦、横の寸法が指定できたり、 水平を出すためにちょっと角度を変えたり、解像度を指定出来るので、 決まった大きさのプリントや印刷原稿を作る時には欠かせないツールです。 これは最後の仕上げに指定寸法にそろえるための重要な工程です。 フォトショップを使い込んでいる人は気づいていると思いますが、 トリミングツールで解像度を指定して回転をかけると、 指示した角度にならなかったり、ずれたり、 画像自体がひし形にゆがんだりすることがあります。 昔からおかしいのに、いまだに直っていないので不思議です。 結論。 トリミングツールで角度も触るときは、 なぜか解像度を指定してはいけない。です。