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「トーンカーブの基本操作1」 さて、いよいよトーンカーブの基本操作です。 再び基本操作に立ち戻って、色調補正の基本的なツールである トーンカーブについて、基本操作をおさらいしてみましょう。 が、あくまでも基本操作です。各補正の挙動は各自で研究しましょう。 トーンカーブの出し方(補正できるレイヤーを選択して) ・メニュバーの「イメージ」→「色調補正」→「トーンカーブ」 ・キーボードの「Ctrl」+「M」 ・調整レイヤーの新規作成アイコン→トーンカーブ(調整レイヤー) ・ぼくはよく使うので、下記のショートカットを割り当てています  「Ctrl」+「Shift」+「,」=調整レイヤーのレベル補正 調整レイヤーは、実画像を直接変更せずに、補正値をレイヤーとして その変更量をゼラチンフィルターのように記録したものですので、 レイヤーを結合するまでは何度やり直しても劣化することはありません。 また、マスクを併用することができるので、 部分的に効果の度合いを調整することができて便利です。 レベル補正同様に、補正値は保存したり読み込んだりできます。 同じ補正値を何枚もの画像に適用したいときには、いったん保存して 別の画像でその補正値を読み込むと操作がはかどります。 オプションは、自動補正するときの設定です。 蛇足ですが、「Alt」を押しながら トーンカーブの升目をクリックすると、升目が細かくなります。 各スポイトはレベル補正と使い方は同じで、 シャドウポイント・ニュートラルグレー・ハイライトポイントを 画像の中から直接抽出するツールです。 スポイトをダブルクリックすると、オプションのターゲットカラーを 指定することができます。 チャンネルの切り替え(RGBモードの場合) ・チャンネルの枠内をクリックして各チャンネルを直接選択 ・キーボードの「Ctrl」+「1」でレッドチャンネル ・キーボードの「Ctrl」+「2」でグリーンチャンネル ・キーボードの「Ctrl」+「3」でブルーチャンネル ・キーボードの「Ctrl」+「^」でRGBチャンネル チャンネルの枠が選択されている状態で ・キーボードの上か左の矢印キーで、RGB→レッド→グリーン→ブルー ・キーボードの下か右の矢印キーで、ブルー→グリーン→レッド→RGB ポイントの置き方 ・直接トーンカーブの線をクリックする ・画像の変更したい色目の部分を「Ctrl」を押しながらクリックする  (RGBの値として習得する場合) ・画像の変更したい色目の部分を「Ctrl」+「Shift」を押しながら  クリックするとRGBではなく、それぞれのチャンネルに記録 ・画像の変更したい色目の部分を「Ctrl」+「Alt」を押しながら  クリックすると現在のチャンネルのみに記録 各項目やポイント(数値枠)の切り替え ・直接マウスカーソルで指定する ・キーボードの「Tab」で次のボタン ・キーボードの「Shift」+「Tab」で前のボタンへ戻る ・キーボードの「Ctrl」+「Tab」でトーンカーブポイントの選択 機能としてはこんなところです。どこまで使っていましたか? 次回はトーンカーブの使い方ですので、お楽しみに。
                
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