121F 知恵と知識の間
「主観付き新デジタル写真用語集! Part29」
さて今回は、「れ」〜「ろ」から始まる用語をご紹介します。
「レイヤー」
グラフィックソフトでは、描画用の透明なシートをイメージした階層のこと。
この透明なシートには画像のほかにも、調整レイヤーとしてゼラチン
フィルターのように色などの補正値を記録することも出来る。
「レガシーインタフェイス」
規格の古い時代遅れのインタフェイスのこと。
遅かったりして速度のネックになってしまうので、規格の古い機器を
どうしてもつながなければいけない時以外は使うことは無い。
「レボルビング」
2B判のカメラでよく使われている、フィルムバックなどを回転させて
縦位置と横位置を変える機能。
35サイズのカメラにもついていれば、縦位置でもホールドできるのに。
「レーザープリンタ」
コピー機と同じような原理で、感光体にレーザー光でトナーを付着させ、
それを熱で紙に転写してプリントする方式のプリンタ。
プリント速度が速いので、大量にプリントするのに有利かな。
「レーザーマウス」
レーザー光を使った光学式のマウスで、解像度が高いので普通の光学式
マウスよりも正確に操作することが出来る。
でも、使用感はボールを使った機械式がいちばん気に入っている。
「レタッチ」
写真を取り込んで、その画像データを加工・修正する作業。
昔の写真加工は、鉛筆や筆でネガフィルムやプリントに施していたため
特に設備など必要なかったが、今ではレタッチ用のソフトで行う。
修整作業はデジタルになっても、昔と同じく観察眼と技術の熟練が必要で、
コンピュータ等の道具さえあれば簡単に修整作業ができる訳ではない。
「レリーズタイムラグ」
シャッターボタンを押込んでから、実際に露光が開始されるまでの
時間差のことで、像が記録されるまでの時間差ではない。
コンパクトデジカメはこの時差が長く、携帯ではさらに長い。
タイムラグでストレスがたまって爆発してしまう前に、一眼レフしよう。
「ローアングル」
低い位置から光軸が上向になるように撮影する構図。
手前の地面を大きく強調し背景に空を多く取り入れて立体感を強調したり
人物に対しては威圧感や自立性、尊敬を表現できる。
「ローカルディスク」
操作しているコンピュータに内蔵しているハードディスクのこと。
ネットワーク越しのハードディスクと区別する時にそう言う。
大都会で使っているコンピュータでも内蔵はローカルディスクと言う。
「ローパスフィルタ」
モアレや偽色を出にくくするためのフィルタのこと。
大判用のものはレンズの前につけるように、ねじ込み式の丸型や
四角い板の形で提供されているが、一眼レフタイプ以下の小型機では
はじめから受光素子の前に取り付けられている。
今回は、「れ」〜「ろ」から始まる用語でした。ではまた。

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